狩猟免許

【猟銃等講習会②】考査合格に向けての教本・問題集を紹介

こんにちは、さくすけです。

先日「猟銃等講習会」を受講してきました。

考査合格に向けていろいろな教本を使用しましたので、使用した問題集やテキストを紹介・レビューさせていただきます。

これから猟銃等講習会を受ける方のお役に立てれば幸いです。

そもそも猟銃等講習会とは?

猟銃を所持するために、法律で受講を義務付けられた講習会です。この講習会の考査に合格することで次のステップ(鉄砲の実技検定)に進むことができます。

詳しくは以下のブログで紹介させていただいていますが、講習後に「考査(確認試験)」があり、これに合格しないと講習会を受講したことになりません(講習終了証明書を発行してもらえない)ので事前勉強が必要です。

【猟銃等講習会①】岩手県猟銃等講習会(初心者)の概要についてこんにちは、さくすけです。 令和4年度、興味があった「狩猟免許」に挑戦したいと思います! そこで、今回から定期的に免許取得に向けて行...

テキスト・問題集紹介

実際に使用したテキストと問題集を紹介します。

個人的な感度で、勉強での優先度や価格などを★三段階で評価させていただきますので、購入の参考になさってください。

①猟銃等取扱読本

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テキスト内容

以下の記載がある通り、考査では最も重要なテキストになります。考査の問題はこのテキストからのみ出題されるようです。

また、講習会当日のテキストでもあります。過去問等の問題は付属していません。

【岩手県警察本部作成資料より抜粋】

猟銃等講習会(初心者講習会)の考査は、初心者講習のテキスト(「猟銃等取り扱い読本」)に記載されていることだけが出題されます

勉強での使用優先度(★☆☆)

非常に重要なテキストなのですが、勉強での使用優先度は低く星1つです

というのも、記載内容がとてもわかりにくく、銃や狩猟の知識がない方は読み進めるのにとても苦労するからです。

私の場合、知識ゼロから読み進めましたが、10ページ程度で断念しました。

そこで、この教本は以下のように使用すれば効果的だと思います。

【効果的な使い方】

① 時間がある人のみ(勉強期間を2週間以上確保できる)、例題集(のちほど解説します)で理解できなかった内容の確認用に用いる

② 例題集では理解できない図(猟銃の図解など)を確認するために用いる

③ ある程度概要を理解したあと、時間があるかたのみ熟読し、理解度向上のために活用する

わかりやすさ(★☆☆)

前述した通り、とにかくわかりにくいので星1つ。

例題集(あとで解説します)を徹底的にやりこみ、内容がある程度把握できた時点でよみこみましょう。

価格(★★★)

講習会申し込みの際、警察本部から無償でもらえます。

無償でもらえるため、星3つです。

入手しやすさ(★★★)

上記で記載したとおり、講習申し込みの際警察署からもらえます。

②猟銃等講習会試験対策例題集

表紙画像

例題内容

この例題集は、絶対購入したほうがいいです!勉強の効率が爆上がりします!

考査でどのレベルの問題が出てくるか把握できるとともに、繰り返し解くことで考査で必要な知識もみにつきます。

時間がない方は、とにかくこの例題集のやり込みをおすすめします!

勉強での使用優先度(★★★)

最優先でこの例題集を解くべきだと思います。

繰り返し解くうちに猟銃の知識が深まり、いつのまにかテキストの内容も頭に入るようになります。

わかりやすさ(★★★)

「猟銃等取扱読本」の項目ごとに例題が整理されており、とてもわかりやすく、使いやすいため文句なく★3つです!

特に、「その例題が猟銃等取扱読本のどこに対応しているか」を明示してくれているため、スムーズに勉強を進めることができます。

価格(★★☆)

地元の鉄砲店で購入できれば一冊1,000円(税抜)です。

価格以上の価値はあるので、ぜひ入手しましょう!

入手しやすさ(★☆☆)

この例題集の唯一の難点が、Amazonや楽天、地元のTSUTAYA等で購入できないことです。

また、地元の鉄砲店でもなかなか売っていません。岩手県では、何店舗か電話で確認しましたが、取り扱っている店はありませんでした。

そのため、地方の方はネット上での銃砲店から購入するしかありません。

私の場合、本体価格+送料+代引き手数料で、結果的に2,000円程度かかりました。

私が購入させていただいた銃砲店さんはこちらです。ご参考までに。

③猟銃等講習会(初心者講習)考査

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予想問題集は5回分

「秀和システム」から出版されている、猟銃等講習会に関する初心者用のテキストです。

テキスト部分と、予想模擬試験5回分がついています。

時間とお金に余裕がある方(勉強時間を2週間以上確保できる方)には購入を強くおすすめします!

勉強での使用優先度(★★☆)

ある程度時間がある方はにはおすすめできる一冊です。

このテキストは、「猟銃等取扱読本」に出てくる単語やイメージしにくい内容を、わかりやすく文章や図にして解説してくれます。

また、覚えるのに時間がかかる「数字(法令関係で問われる火薬類の所持制限数など)」を、わかりやすくまとめてくれています(自分でまとめる必要がなく時短になります)。

そのため、以下のような使い方を強くおすすめします!

【効果的な使い方】時間がある程度確保できる方(2週間以上)に推奨

① 一番初めにこのテキストを購入・流し読みをおこない「猟銃等講習会での出題範囲」のイメージをつかむ

② 覚えにくい数字や、難解な単語をまとめてくれているため、合格率を上げたい場合に一気に暗記してしまう

③ 図や表を多彩に使用してくれているため、読本や例題でイメージできなかった内容のイメージをつかむ

価格(★☆☆)

2,350円(税抜)と安くはありません。

入手しやすさ(★★★)

Amazon、楽天、地元のTSUTAYA、どこにでもおいていますので入手は容易です。

以下にリンクを掲載しますので、興味がある方はご覧ください。

 

注意点・欠点(購入予定の方は絶対みて!)

この教本の注意点・欠点は以下の点です

①とてもわかりやすいですが、出題範囲全ては網羅できていません

②内容に誤りが多く、インターネットで公開されている正誤表が必須です

正誤表はこちらから確認してください。

さいごに

いかがだったでしょうか。

私は今回紹介した3冊を使用し、考査に合格することができました。

次回は、今回紹介した3冊を利用したおすすめの勉強法を紹介したいと思います。